WARE HOUSE大阪店がまだ茶屋町にあった頃に買ったブーツだから7、8年前でしょうか。
紐通しが全部ホールじゃなくて上の3段がフックになってるのは初期のタイプなのかな?
ソールが特殊でくるみの殻を砕いた粒が入ってる。スタッドレスタイヤの感覚?
通称クルミソール(自分的)
最近のオリジナルのワークブーツはほとんどがvibram社のビブラムソールを使ってるね。
そのほうがどこのリペアショップでも張替えが効くので便利だね。
このブーツを買った頃はスティードに乗ってた。
チェンジペダルのあとが左足の甲について黒く汚れた。
のちにパンヘッドに乗り替えて初めてミーティングに行ったのもこのブーツだった。
キックでエンジン掛けるのもこのブーツだとうまく出来た。
長野から新潟まで土砂降りの中を走ったのもこのブーツだった。
電気系トラブルで鯖江の友達に助けてもらった時もこのブーツだった。
いわゆる汚いワークブーツ。
革靴ってのはいくらでも修理が出来る。
ミスター・ミニット大丸京都店で丸洗いと色あわせをお願いした。
汚れが無くなって使い込んだ風合いが出てるように仕上げてもらった。
とても丁寧に対応してくれた。
ソールはそんなに減ってなかったけど、中の接着剤が剥がれて歩くたびにチクチクと音がするのが気になったので、ソールの張替えをすることにした。
実用的に考えてビブラムソールでも良かったんだけど、せっかくだしクルミソールのリペアが出来ないかとWARE HOUSEに問い合わせてみた。
クルミソールの在庫はまだあるとのこと。ちなみにクルミソールのブーツはもう作っていない。
それでは在庫があるうちにと、リペアに出した。
あぁ、なんか履くのがもったいない。
革靴ってのは履けば履くほど足になじんでくる。でもすっかり足になじんだ頃にはボロボロ。
でもこうやってクリーニングとリペアすればオーダーで作ったように足になじんだ靴が何十年でも履ける。
なにかのきっかけでこの記事を読んだ人も履いていないお気に入りの靴があったら、リペアショップに相談してみてほしい。買ったお店に相談してみてもいいとおもう。
手入れに関してはとくに書かないけど、かかとがよく減るので本体にダメージがいく前にかかとの張替えだけは早めにしたほうがいい。
それだけならほとんどのリペアショップで出来るし費用も期間も少なくてすみます。