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HPP ヘヴィメタルGジャン
昔、寺町京極にBLACKという店がありましてですね。
Aの文字が逆さまだっと思います。
ロック系ファッションの店だったんですよ。
その昔、京都にはパンクスが一杯いましてですね、週末ともなると詩の小路ビルの前に3メートルもあろうかという尖がりモヒカンをした兄ちゃん姉ちゃん達がたむろっていたのです。
定番のファッションといえば好きなアーティストのTシャツを着て、上にダブルライダースの革ジャン、スリムパンツ、鋲のリストバンド、ブーツかラバーソールでした。
僕はヘビメタ君だったので鋲だらけの革ジャンは着てなかったですけど、まぁそんなパンクス、ハードロッカーの憧れの服を売っていたのがBLACKでした。
基本的にレザーに付く鋲ってのは自分で買ってきて好きなように打ち付けるんですけど、一個100円とかする鋲を100個とか200個とか革ジャンに自分で付けるのですから、それこそお金も根性もいるんですけど、そんなものは僕にはなかったです。
それでも京極ってところには鋲で武装した兄ちゃん姉ちゃん達がたむろしてましてですね、名前呼ばれて振り向いたら頬の肉がえぐれてしまうんでないかい?というような長い尖がった鋲を肩に打ち付けてたもんでした。
もちろん鋲はBLACKに売ってるんですけど、何故が当時はミリタリーショップのYAMAMOTOにも鋲が売ってましたね。
で、話は戻ってBLACKなんですけど、フリンジの付いたライダースとかリアルな目玉の指輪とか、チェーンとかブレスレットとかね、思い出しただけでウッヒョー!!なんですけど、バンドTシャツとか売ってましたね。
当時の僕はなけなしのお小遣いで、ユニオンジャックのTシャツとか、BOYのスリムジーンズとか買いましてですね。
まぁ今じゃありえないような格好をして輸入レコード屋とかたむろしてましたね。
当時のバンドのロゴの入ったTシャツとかグッズとかは今思えば海賊品なんでしょうね。
でもブギな僕にしてみればVANHALENのロゴの入ったナイロンの財布を持ってるだけで嬉しかったもんです。
原宿駅前にまだ露店があった頃に、「このモデルは東京にしか売ってない」なんてセリフにほだされてスーパーロンドンスリムの28インチのブラックジーンズを喜んで買っていたという懐かしい時代がありました。
この頃の僕はまさか20年後に2990円、36インチのジーンズを裾上げしてもらって穿いてるなんて思いもよらなかったでしょう。w
その後、グラムロックやビートパンクなんかが流行りだして、ヘビメタはダサい、って時代が来まして、バブルにも乗ってかDCブランドファッションなんかが流行りだしてですね、ストライプのスーツを着てエナメルの靴なんかを履いてカッポレカッポレしたもんです。それでも完全にオシャレにはなりきれずにですね、反逆の精神は無くすまいと眉毛を全部剃ってオールバックに剃り込みとかわけわからないんですけど、完全にキチ○イですよね。
住所不定、無職なのにカードローンが組めちゃうという異常としか思えない時代でしたね。。。
最近またメタルが再燃してきて普通にファッションとして当時のバンドTシャツとかが流行ってますけど、ヘビメタファッションのお店って今もう残ってないんでしょうね。久しぶりにBURRNでも買って広告欄でもみてみようかしら?
パンクファッションってのは長年人気を保ち続けてるので今でも王道のショップは残ってますね。
とまあ、今回もオチは無いんですけど、僕がヘビメタを捨てチャラチャラと髪をピンクに染めてた頃にですね、江古田駅でメタル界では重鎮と呼ばれる方をお見かけしたんですけど、僕にはヘビメタのコスプレをしたロン毛の高木ブーにしか見えなかったということを、今ふと思い出したのであります。
author:bakabike, category:日記, 00:44
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